CAPITA Total Document Solutions (Capita TDS)は、2009年の後半になって急速に業務が発展して、システムの見直しが必要になりました。転送する機密データが急激に増加し、運用マネージャーのアンソニー・ラム氏はファイル転送のためのしっかりした安全性の高い手段が必要だと考えました。
「国や地方公共団体、銀行、様々な規模の企業などから信頼いただいて、機密性が高い重要な紙媒体やデジタルの資料を扱っています。」と、ラム氏は話します。「最近、デジタル・メールルームのようなサービスを開始しました。それに伴い、Capita TDS のサイトからクライアントにますます大量のデータを転送するようになりました。多い場合は10分ごとの間隔でイメージやデータや情報を取り込み、送信します。セキュアで暗号化されたデータ転送はもちろんですが、接続中断があったりピーク時に極めて大量のデータ送信があったりしても対処できる、頑強なプラットフォームを必要としていました。」
このような考察を経て、客観的なプロセスでソリューションを探した Capita TDS は、2010年にデータ転送インフラストラクチャを、ハイエンドのセキュアなマネージド・ファイル・トランスファー・システムであるイプスイッチの MOVEit に切り換えました。MOVEit はオンサイト・サーバーでホストされ、ピーク時は日に15万ドキュメントを処理し、平均して月に100万ドキュメントを転送します。