P2P (Person-to-Person、人から人への) ファイル転送

コンプライアンスのための監査証跡も作成しながら、個人間で安全かつ簡単にファイルを転送

ユーザーはどのようにファイルを送信?

ユーザーが大容量ファイルを安全に送信する方法はありますか?添付ファイルのサイズ制限で困っていませんか?ITで承認された使いやすくて安全なファイル転送ツールを使うのが最適です。

ユーザーがセキュリティ脅威に?

IT が承認したツールがなければ、ユーザーは必要に迫られて別のファイル送信方法を探すでしょう。安全でない FTP サイトを使ったり、暗号化や監査証跡がないツールを使ったりすれば、セキュリティ上の脅威になります。

ツールが複雑過ぎませんか?

ツールが安全で優れていたとしても、難しくてユーザーが使いこなせないとしたら意味がありません。必要なときに簡単に使えるツールである必要があります。

規制コンプライアンスは全員の責務

個人間のファイル転送は、自動化可能な定期的処理(たとえば、販売チームに最新の価格表を毎週送信するといった)のケースもあり、単発的に発生(たとえば、サードパーティーであるデザイナーに新製品パンフレットの内容を送付)するケースもあります。どのケースでも、転送データはエンドツーエンドで暗号化され、誰が送信したのか、誰がいつ受信したのかを証明する監査証跡を提供する必要があります。そうすることで、HIPAA、PCI、GDPR などの規制へのコンプライアンスを徹底することができます。

大規模なシステム間ファイル転送や個人からシステムへのファイル転送を行うマネージド・ファイル・トランスファー・ソリューションを、個人間のファイル転送にも適用して、全体的な可視性とコントロールを維持します。

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個人から一人も、個人から複数も、自動化で

個人から個人へのファイル転送の宛先は、単独の個人でも複数の個人でも構いません。ソフトウェア構築のプロジェクトでは、外部の開発チームや QA チームにファイルを転送する必要があり、価格表は世界中の販売担当者全員に送付する必要があります。患者の健康記録を、HIPAA コンプライアンスを維持しながら、医師から別の専門家、または専門家のグループに届けたいこともあるでしょう。

ファイル転送が定期的に発生する場合は、簡単に開始し、毎回すべての受信者に確実に転送できるよう、自動化することが可能です。自動化されたプロセスを利用することで人的ミスを排除できます。

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受信者リストを一元管理して、
人的ミスを排除

誰が行なっても、
確実にコンプライアンスとセキュリティ

電子メールシステムに影響を与えずに
大規模ファイルの配布を最適化

ITの認可を得ない、安全でない
FTPサーバー利用を防止

ご存知ですか?

規制コンプライアンスを確実に満たすファイル転送という観点からは、ユーザーは最大のセキュリティリスクになり得ます。誰か他の人にファイルを送信する必要が生じたとき、できるだけ早く簡単に送信したいと思えば、安全でない電子メールによる送信を選択するかもしれません。たとえ承認されたファイル転送ツールを使ったとしても、そのツールが使いやすいものでなかったなら、人的ミスでセキュリティ侵害への道を開いてしまうかもしれません。既存の電子メールシステムと統合された、使いやすく安全なファイル転送ツールをユーザーに提供することで、コンプライアンス違反やセキュリティ侵害のリスクを大幅に減らすことができます。

用語の説明

  • Person-to-Person (P2P、人から人への): 2人以上の人間の間のあらゆる種類のコミュニケーション。Person-to-System (P2S、人からシステムへの) や System-to-System (S2S、システムからシステムへの) がシステムとのコミュニケーションを含むこととの対比で使われます。
  • 規制コンプライアンス: 組織がその業務プロセスに関連する法律、規制、ガイドライン、および仕様を遵守していること。規制コンプライアンスに違反すると、制裁金などの法的処罰を受けることがあります。
  • 監査証跡: 特定の操作、手順、またはイベントに影響を与えた一連のアクティビティの証拠を文書化したセキュリティ関連の時系列の記録。
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